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 2005年09月23日

 スペイン語 時間表現(3)

時間表現(2)までで学習した表現に、午前・午後などの表現を加えてより自然な時間表現を覚えましょう。以下の会話文を見てください。

What time is it?
It's two in the afternoon.

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今、何時?
午後2時だね。

これをスペイン語にするとこうなります。

¿Qué hora es?
Son las dos de la tarde.

ここで出てきた新しい表現は以下の二つです。
・Quéを使った疑問文
・de la tarde(in the afternoon)

¿Qué hora es?
は時間を尋ねる表現です。決まり文句として覚えてしまいましょう。
スペイン語の疑問文は文のはじめに逆クエスチョンを、おわりにクエスチョンをおきます。感嘆文も同じようにエクスクラメーションを逆さにしたものを文のはじめにおきます。おもしろいですね。

de la tarde(in the morning)
などの時間帯をあらわす表現は英語同様、いろいろあります。以下にいくつかの表現を紹介します。
002.gif

これで、時間表現のレッスンは終了です。次はどんな内容になるかお楽しみに。

 スペイン語 時間表現(2)

時間表現(1)では時間表現のうち、
■y (and)
■menos (less)
について、解説しました。また単数・複数によるSer動詞と冠詞の変化についてもお話しましたね。

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さて、今日は
■media (half)
■cuarto(quarter)
についてお話ししますが、まずはスペイン語の1から30までの数字をみてみましょう。
001.png
このようになっています。16以降に関してはお気づきかと思いますが、例えば21ならば「20+1」のようになっていますね。なので1から30までの数字であれば、最低1から15「unoからquince」、20「veinte」、30「treinta」を覚えていればいいわけです。では、この数字の表をみながら時間表現その1の復習をしてみましょう。ついでに英語のお勉強をかねて、英文からスペイン語にしてみましょう。(答えは一番下にあります)

1. It's ten minutes past five.

2. It's three minutes till one.


さて、ここまで理解できれば今日の課題「media」と「cuarto」はかんたんです。

「media」と「cuarto」を使う時は限られています。「2分の1」と「4分の1」ということですから、時間でいうならば「15分」「30分」「45分」の場合に使います。「media」の場合、「y」を用いて『○時+30分』とあらわします。
■Es la una y media. (It's half past one.)
■Son las cinco y media. (It's half past five.)

「cuarto」の場合「15分」は「y」、「45分」は「menos」であらわします。
■Son las dos y cuarto. (It's quarter past two.)
■Es la una menos cuarto. (It's quarter till one.)

どうですか? 規則がわかってしまえば意外とかんたんです。時間表現(3)では「午前」「午後」「夜」の違いを説明します。お楽しみに!


回答例
1. Son las cinco y veinte.
2. Es la una menos tres.

 スペイン語 時間表現(1)

現在私が理解できるスペイン語はこんな感じです。
・かんたんな自己紹介
・月、曜日、季節
・1から30までの数字
・時間

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スペイン語で時間をあらわす時、重要な単語が下の4つです。
■y (and)
■menos (less)
■media (half)
■cuarto(quarter)

スペイン語では1/2時間「media(half)」を境界にして「○時から○分後」、「○時から○分前」と表現します。英語でも同じような時間表現がありますが、はっきりいって苦手です。だってとっさに「あ、今3時23分前」とか出てこないし、しかも○分から先にいわなきゃならないし:(
スペイン語では数字さえ覚えてしまえば、日本語と同じ順序で(○時○分前、後)表現できるので、スペイン語の時間表現に自信がもてたら、英語の時間表現をもう一度お勉強しようと思っているところです。

さて、今「12:55」だとすると、スペイン語ではこんな風になります。

Es la una menos cinco. (It's five minutes till one.)

かんたんな引き算です。「今1時から5分引いた時間」といったニュアンスでしょうか。
この場合、1(uno:スペイン語では時間を表すときは女性形になるので、「uno」が「una」に変化しています)は単数なので、ser動詞も冠詞も単数形である「es」「la」となります。スペイン語のむつかしいところはこの単数、複数、女性形、男性形の変化ですが、まずは時間はこう表現するのだと覚えておいて「この単語がこう変化してるのね」と理解するのはあとの楽しみにとっておきましょう:D
ところで、このうように単数で表現するのは「1時(uno)」のときだけです。それ以外の時間、例えば2時とか9時ですが、複数形で表現します。

3時10分 Son las tres y diez. It's ten minutes past three.

皆さん、こんがらがってきましたか?
では、このへんで休憩にしましょう! 続きは「時間表現(2)」でお伝えしまっす。お楽しみに!